ボダム社は1944年に現在の所有者であったユルゲンボダムの父親とピーターボダムによってデンマークとCopenhargenに設立されました。
第二次世界大戦結末で取り引きは難しい状況でした。
そこで、ピーター・ボダムは、デンマークの家庭用品を少量、卸売り販売する事から始めました。
戦後に、ピーターボダムはデンマークで台所製品を販売し、東ヨーロッパのガラス製のキッチンと食卓商品の輸入ライセンスを入手しました。
ピーターボダムは1950年代にオリジナルの商品開発を始めました。
早くから工業デザインの重要性に気付き、この姿勢こそが現在のボダム社の基礎となっています。
建築家、彼の産業人、およびグラフィックデザイナーとの共同作業は、ボダム社に関する政策になって、その後のボダムデザイン部の設立の形に展開しました。
現在では、社内のインダストリアル及びグラフィックデザイナー、エンジニア、建築家のチームでボダム社は製品や店舗等全てをデザインし、開発し、広告しています。
サイフォンタイプのコーヒーメーカー「サントス」は、1958年にボダム社に大成功をもたらしました。
デンマークだけではなく、ヨーロッパ全体によく知られて、今もこの「サントス」を作り続けています。
1960年代、ボダム社は順調に発展しましたが、1967年、悲しい事に57歳の若さで、ピーター・ボダムが亡くなりました。
1974年、26歳の息子ヨーガン・ボダムが会社の経営者に就任するまで、ピーター・ボダムの妻が経営を行っていました。
ヨーガンは、当時コペンハーゲンのデンマークアートスクールの教師をしていた、カースティン・ヨーゲンセンに依頼して、ボダム社の全てのデザインを彼に任せました。
最初はCorporateデザインから始めました。
そして、製品、店、ビル、および表示なども含まれました。
この関係は長い間上のボダム社に、非常に重要な共同作業になりました。
これらの2人は様々な方法で「良いデザインは高価であるべきでない」というボダムの信念を達成しました。
1974年、ボダム社の初めてのフレンチプレス・コーヒーメーカーである「ビストロ」が発売されました。
この「ビストロ」は、「毎日の生活に美しいシンプルなデザインと最高の素材」という新しいデザイン理念の初めての実現でもありました。
その後、多くのフレンチプレスが生み出されることになりました。
1974年以来、ボダム社は6千万個以上のフレンチプレス・コーヒーメーカーを生産し、「コーヒー」から「キッチン」に製品を拡げ、多くの美しい家庭用品とテーブルトップ商品を生み出してきました。
ヨーガンは会社を母親から引き継ぎました。
そして、彼は、1974年にビジネスのベースをデンマークからヨーロッパまで、さらに1979年にはセンターをスイスに動かしました。
彼はスイスのルッツェルン地区を選び、本社を構えることとなります。
1980年、ボダム社とそのデザイン部門PI-Designはスイスに設立されました。
社が1975年までに様々な材料を使用することで商品ラインの拡大を始めたボダム。
それはプラスチックとステンレスだけではなく、木製品も重要な位置を占めるようになりました。
コーヒー、紅茶、緑茶に関連する項目はボダム社の核になりますが、キッチン関連アイテムやリビング商品、生活雑貨も重要な位置を占めることになりました。
木製のサラダボール、魔法瓶、およびダストパン&ブラシも設計されました。
すべてのデザインには“Excellent design has to be affordable to anyone (優れたデザイン製品は万人が購入できる価格であるべき)”という理念が流れています。
1986年には、ボダムの初めての路面店がロンドンにオープンし、ボダム社の歴史に残る出来事となりました。
1991 年、ボダム社は「メリオール」という最初のフレンチプレス・コーヒーメーカーの製造者である Martin S.A. と木製品で有名なNISSENの2社を買収しました。
ヨーガンは、幸運にもNISSENの従業員を継続して確保し、美しい完璧な木製品を製造する彼らの長年の技術と経験を入手する事が出来ました。
ボダム社は、環境保護のため、全ての木を植え替えるように管理された森林の木材を使用しています。
1991年、「アッサム」ティーポットを英国紅茶協会の為に製造しました。
それは,フレンチプレスから学んだ多くのコーヒー抽出の技術を紅茶に採用し、プランジャーを押す事により紅茶の濃さを容易に調整できる画期的なものでした。
1992 年、ボダム社は小物家電の分野に参入しました。
「IBIS」ウォーターケトルは、ジューサー、コーヒーグラインダー、エスプレッソマシーンと続く小物家電の最初の商品となりました。
2000年には、サイフォン式コーヒーメーカー「サントス」の現代版である電気式「サントス」を開発することに挑戦しました。
恐らく、この電気式「サントス」程、多くの賞賛と御意見を受けた製品はないのでは。
ボダム社は、現在までに「メリオール」を含めると1億個のフレンチプレス・コーヒーメーカーと3千万個のティーポットを製造しました。
そして、コーヒー・紅茶製品からキッチン製品へと拡大し現在では多くのテーブルトップ・家庭用品を製造しています。
また、世界中の多くの都市でボダムショップを展開し、パリ、コペンハーゲン、チューリッヒ、ルッツェルン、東京、ニューヨーク、シドニー、沖縄、オークランドを含め、今日では、52のボダムショップを世界中で運営しています。
これらの店舗の為に、多くの美しいキッチン・家庭用品のラインを拡大続けています。
また、店舗にはボダム社オリジナルコーヒー、紅茶を提供するボダムカフェが併設されています。
現在、ボダムグループは、ピーター・ボダムの娘ピアと、息子であるヨーガンによって100%所有されているファミリー企業で、17ヶ国に600人を超える従業員を抱え、18の販売会社とポルトガル工場、スイスのデザイングループ、香港と上海のバイングオフィスを持っています。


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